オセロの王 小野君!

てすとこのこの章ではオセロの基本的なルールを伝えていくよ。まず、オセロの基本的なルールはコマを置くことだ。 そりゃそうだよと思ったかもしれないが、まずは読み進めてほしい。そして次にコマを置く場所のルールは以下の通りだ。

1. コマはそれを置いた時に相手の色を挟めるように置く。それ以外は置けない
2. コマが置けない場合はパスとなり相手の番に回る
3. コマは必ず黒の方が先行になりパス以外は順番においていく
4. パスをしても相手も置けない状況、もしくは、盤にすべてのコマが置かれた時点で終了

次に勝利のルールだ。勝利のルールは簡単だが念のため箇条書きするとこうなる

1. コマがすべて置かれたら勝敗がつく
2. コマがすべて置かれなくてもパスでこれ以上打てない状態で勝敗がつく
3. 勝敗判定の時により多くコマをもっていた方の勝利、ただし、同じ個数の場合は引き分け

ここからはオセロの基本的な戦術について王道とも言えるものを紹介するよ。

1. とりあえず角を取れ!

オセロの盤の四隅にあるコマの置き場所。ここが角だ。はっきり言って超初歩的な初心者用の戦術なんだけど、角を取るとその後の勝率がぐんと上がる。 理由は角一度とるとひっくり返すことのできない場所だからだ。歴史でいうと秀吉の大阪城のようなものだ。いや、大阪城ですら壊されてしまうのだから、 これはさらに最強な城とも言える。とにかく初心者でもプロでもまずはこの陣地をねらってそっこに通じる戦術を立てるといえる。そういう基本のきのじだ。

2. 自分が角をとるために角の周りにコマを置くな!

この戦術は角をとるという王道を達成するために、自分が角をとるため相手が角の周りにコマを置くまでほっておけということだ。角を取るためにはその手前にコマをおいてもらわなければいけないので、ある意味考えられる順当な戦術だといえる。

3. 角から一マス離れたところにコマを置け!

またしても角をとるための付随戦術だが、オセロにおいて角はほぼ将棋の飛車角に等しいものなのでしょうがない。逆にここを取ることを目指したゲームともいえる。で、なんで角から一マス離れたところにおくかというとそこに置くと戦術２で開けた場所に相手がコマを置く可能があがるからだ。なのでそこにおいておけばこれも角を取れる可能性があがるというわけ。

4. 一番外側のマスをできるだけとれ!

角を含む最も外側のマスというのは角の次にとられずらいマスだ。四方八方っから攻められる内側のマスに比べて、これらのマスは横からしか攻められない特性をもったマスなのだ。つまり、防御力が高い。戦術的にっぶつかってしまう戦術がなければできればこのマスも取りたい。

5. 一番外側から一つ内側のマスはできるだけとるな！

この戦術は角を取れという基本戦術と4番の外側のマスをできるだけとれという戦術に関連している。要はもっとも外側から一つだけ内側のマスは外側のマスをとっていくための足掛かりに相手に取らせるべきマスなのだ。

6. 角をとったらできるだけその周りに連続的にコマを置け！

これは角を取った場合に勝利をより確実にし逆転の糸口を与えないための守りの戦術といえる。どうしてこれが有利かというと角は不動の最強の城だということを戦術１で言ったよね。実は角に連続して置いていくとそこのマスも不動の最強の城になるのだ。最強の角に後ろ盾されて自らも最強になるってことだね。こういう並べ方をすれば相手は置ける場所、すなわち取れる場所がなくなっていくのでコールドゲーム、つまり、途中で相手が完全に置けなくなって勝利することも夢じゃない。これは自分の有利を不動のものにする基本的な守りの戦術だ！

オセロの王、小野君とは何者かについて紹介するよ。やつは今まで解説してきた戦術をものにした自称最強のAIだ。奴に勝つためには紹介した王道の戦術に加え、オセロの穴や奇策を自ら編み出さなけばいけない。是非ともこの最強のAI小野君と戦って人類の英知を示してほしい！